代表メッセージ
数あるホームページの中から、アヌエヌエのホームページを訪れて下さり、本当にどうもありがとうございます。
私は、福岡県出身で、父は耳鼻科の自宅開業医でした。幼い頃から、患者さんのためにと働く父の姿を間近に見て育ったため、仕事とは誰かの安心や喜びのために心を尽くすこと、という気持ちが自然に身についていた様に、今、振り返って思います。
社会人としては、日本航空に入社し、国際客室乗務員として、空の上でお客様におもてなしを提供してきました。この仕事を通じて、接客業の喜びを知りました。
飛行機の機内という、実はとても居心地の悪き空間の中、いかにして、お客様により安全で快適にお過ごしいただけるかと心を尽くしサービスを提供し続けて。飛行機が無事目的地に着陸して、お見送りをする際に、お客様が笑顔で「ありがとう」と言って降りていかれる時に、自分自身が本当に嬉しいことを毎回痛感して参りました。
そして、真のホスピタリティとは、あるお客様を「お客様のひとり」として見るのではなく、ご縁があって、今日、この時こうしてこの機内にいらっしゃるけれど、お一人おひとり、様々な事情がおありで、様々なお気持ちでこの便に乗っていらっしゃる。だから、この目の前のこの方に私ができる最善のことは?と考えて、お一人お一人に向き合い接していくことも、機内で出会ったお客様から教えていただきました。もし目の前のこの方が、自分の大切な人、家族、パートナーだったなら?と、その方の気持ちになって考え、お声かけをし、行動することを大切にして参りました。もちろん、お一人おひとり、国籍も、性別も、バックグラウンドも、価値観も、旅の理由も様々です。よく目配りをして、気配り、心配りをしていくことも大切ですが、察するけれど決めつけないことも大切。ホスピタリティを発揮していくことは、大変奥が深いことを、襲えてくださったのは、お客様との一期一会の出会いからでした。
機内で培った接客接遇とホスピタリティ発揮のためのマインドと表現法は、日本航空を退職してから、国際イベントでのVIP接遇をする中でも、さらに育んでいくことができました。携わった主な国際イベント、例えば、APEC新潟では、シンガポールの環境大臣とその随行員の皆様の、そしてG7新潟では、英国の農林水産大臣とその随行環境大臣とその随行員の皆様が、全てのスケジュールを滞りなく、また快適にこなしていく業務を担当いたしました。この様な業務を遂行していく中でも、日本航空の客室乗務員として培ってきたことは大変役立ち、お世話を担当した皆様が、イベントが無事終了して帰国していかれる際に、「ありがとう。素晴らしいホスピタリティのおかげで、とても快適な日本での時間だったよ」と笑顔でおっしゃってくださることに、どなたかの喜びにこうして少しでも携われる、接遇の仕事をしている喜びを実感してまいりました。
企業研修の講師として、「接客マナー向上」「顧客応対向上」「顧客満足向上」などを目的として研修を実施する様になってからも、本当にたくさんの素晴らしい出会いがありました。出会う方々は、何かの仕事のプロフェッショナルの方々。それぞれの仕事を通じ、日々、お客様や患者様の喜びや安心、幸せのためにと心を尽くしていらっしゃることを知りました。
そうした何かのプロフェッショナルな方に、私が CAとして、また海外VIP応対スタッフとしての経験で培ってきたホスピタリティのマインドと表現法をお伝えすることで、その方のお客様がより、喜んでくださり、信頼してくださる、と喜んでくださることを研修を通じて実感して参りました。
現在は、主に、クリニック、歯科医院、ショールームなど、高品質のおもてなしとホスピタリティの発揮が求められる現場で、お出迎えからお見送りまで、お客様と接する瞬間、瞬間に、お客様の心に安心、喜び、感動を生み出すことができる接遇のプロの個人とチームを育成しています。
どうぞ宜しくお願いいたします。
アヌエヌエ代表: 高瀬 晴子
MOT(Moments of truth)トレーニング®︎・インストラクター